of Cybister tripunctatus


Cybister tripunctatus
はい、これまた頂きものです。自分じゃこんな貴重なもの捕れません。もう少しじっくり観察して みないと分かりませんが、動きはとても活発で他のゲンゴロウより警戒心が強いように感じます。
明るくするとすぐ姿を隠してしまうので、写真に撮るのが大変でした。


Cybister tripunctatus
よくマルコガタノとコガタノは比較されますが、一番見分けやすいのはたぶんお腹の色です。 コガタノの方が全然濃いです。お腹が見えないときは後翅側面の黄色いラインを見ても分かりやす いです。コガタノは刷毛で刷いたようなラインの筋が強く、後ろにいくほどより筋がくっきりと見 えます(マルコガタノのページと比べてみてください)。


Hello, Cybister
あとは目が大きいです、コガタノは。アイドル系です。マルコガタノより体系が細身なのもそこら辺に起因しているとかいないとか。


Cybister tripunctatus
これは南西諸島産ですが、本土産はほとんど捕れないそうです。マルコもそうですが、数を激減さ せてしまったものの多くは、水質にデリケートな平野部に生息していたものたちです。


clean the legs up!
足つってます。いててて。いや、おそうじです。顔や前足、中足を磨いたら後ろ足のおそうじ。毛状の後ろ足は水中を泳ぐためにもっとも重要な部分なので、常にきれいにしておかなければなりません。


Cybister tripunctatus lay eggs
Cybister属はみんな、こうやって産卵床となる植物組織の中に卵を産み付けます。水草のゆりかごに育まれ、体の器官が充分に発達すると孵化して出てきます。写真の植物はタガラシです。




初齢誕生
産まれたばかりの1齢幼虫。クロと見分けがつけづらいですが、よく見れば鋸歯はしっかりコガタノです。体長14〜15mm。いらさい。


コガタノ1齢
孵化から3日目、体長約17mm。ヨコエビを捕食中のコガタノ1齢。


second instar
エサのサシの白さのせいですか?まっ白です。最初はアルビノかと目を剥いたけど、みんなそう なのでたぶん違います。そもそもこういうものなのですか?まさか。


brevis(left) and  tripunctatus
同日3齢に剥けたクロとコガタノです。ほとんど同じエサ(1齢ミズムシ2齢サシ)で育っています。 コガタノ薄いっす。自然界で見たこともないのに育てるから、色の違いごときで怯えることになる のです。


third instar
3齢8日目のコガタノ。色も落ち着いてきました。他のcybister属に比べたら見分けはつけやすい印象 です。あと数日もしたら上陸。


landing
3齢12日目で、蛹化のため潜り始めました。しばらく見納めです。また後でねー。


pupa
柔らかく閉ざされた土中でゆっくり成虫になる準備をします。泥の中は湿度や温度も安定していて、 意外に気持ちいいのでしょうか。


progress of the emergence
'03年、初のコガタノ繁殖はこんな結果です。こちら。まだ2匹、蛹室で幼虫のままです。


flying newcomer
7/26に上陸、9/19に羽化したコガタノ♂です。蛹ケースで不穏なラップ音が断続的に聞こえるので、なに ごとかとフタを開けてみると、中で飛びまくっていました。ブン、ばしっ、ブン、ばしっ。めちゃくちゃ元気。ほぼ2ヶ月 なにも食べずにいったいどこからこのエネルギーが出てくるのでしょう。
もはや羽化しないのでは とやきもきしていたところだったのでとても嬉しかったです。ようこそいらっしゃい。


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